胃がんと腸閉塞

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胃がんから腸閉塞になりやすい!?

胃がんになると、がん細胞の影響や胃がんの手術、そして胃がんの手術の際の麻酔系鎮痛剤の影響などで、腸閉塞になりやすいと言われています。

 

一体なぜ胃がんから腸閉塞になりやすくなってしまうのでしょう? そのメカニズムについて見ていきましょう。

 

 

<胃がんから腸閉塞になる原因 その1:がん細胞>

 

胃がんを発症すると、がん細胞によって腸の中に腫瘍が出来るようになります。この腫瘍が出来ても、食事をすると食べた物は腫瘍で狭まった腸管をなんとか通ろうとします。

 

最初のうちは胃がんによる腫瘍があっても、なんとか腸管内を通り抜けることが出来ますが、がん細胞が増えるに従って、腸管内を通りにくくなります。

 

腸には蠕動運動(ぜんどううんどう)という運動を行い、腸管内の食べ物を消化吸収しながら排泄機関へ運ぶ働きがありますが、胃がんによる腫瘍で食べ物が通りにくくなると、腸はなんとか食べ物を流そうと頻繁に蠕動運動を行うようになります。

 

こうして蠕動運動が頻発することで、お腹が圧迫され、食事の直後は蠕動運動による腹痛が頻発するようになります。

 

しかし、胃がんによる腫瘍が増えてしまい、ついに食べ物が腸管で詰まるようになると、腸閉塞を起こすようになってしまうのです。

 

この胃がんによる腸閉塞の前兆としては、食事時の腹痛が増える、吐き気やおう吐などの症状が出やすくなります。

 

また、腸が拡張することにより、お腹が膨らんでくるのが目に見えて分かるようになりますので、このような症状がありましたら、すぐに医師の診断を受けるようにしましょう。

 

 

<胃がんから腸閉塞になる原因 その2:手術>

 

胃がんの開腹手術は、手術後に腸管んが癒着して、腸閉塞になりやすくなります。

 

また胃がんの手術後の腸閉塞は、手術から数日後に発症することもありますが、術後数年経過してから発症することもありますので、注意が必要です。

 

更に、胃がんの手術中に、腸の動きをコントロールする神経がダメージを受けると、腸の蠕動運動が低下して腸閉塞になることもあります。

 

胃がんの全摘出の手術をした場合、小腸を直接食道に繋げることになりますが、口に入れた食べ物が直接小腸に入る為、腸閉塞になりやすくなります。

 

尚、胃がんによる腸閉塞の手術が遅れ、腸管に血流障害が起きると、腸管が壊死してしまう危険性もあり、命にかかわりますので、腸閉塞の症状が出たら救急車を呼ぶようにしましょう。

 

 

<胃がんから腸閉塞になる原因 その3:薬害>

 

胃がんの手術中に使用する、麻酔系鎮痛剤などの薬害でも、麻酔性腸閉塞になることもあるようです。

 

薬の副作用は患者の体質や状態にもよりますので、今まで薬でアレルギーや何らかの症状があった方は、必ず医師にその旨を伝えるようにしましょう。


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