胃潰瘍と下痢

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胃潰瘍の薬により下痢になるってホント?

胃潰瘍は、日本人の約1割が掛かると言われるほど、一般的な病気です。

 

胃潰瘍の原因は、ストレスやアルコール類の過剰摂取、刺激の多い食事、食生活の乱れ、ピロリ菌の感染などが原因とされています。

 

胃潰瘍の症状は、腹痛や吐き気、下痢が多く見られるそうです。

 

腹痛や吐き気は胃潰瘍らしいですが、なぜ下痢になるのでしょう?

 

そして、胃潰瘍の薬が原因で下痢になるという話もありますが、なぜ薬から下痢になるのでしょう?

 

 

<胃潰瘍から下痢になる原因とは?>

 

胃はみぞおちの左側に位置し、ph1.0からph2.5という、非常に強い塩酸や消化酵素、粘膜などを分泌しています。

 

これら消化酵素や塩酸などの働きにより、食べたものは4時間かけて胃で消化され、十二指腸に送られているそうです。

 

しかし、強いストレスやピロリ菌の感染などの影響により、消化酵素や塩酸、粘液などの分泌がコントロール出来なくなります。

 

そうなると、自分が分泌した塩酸などによって胃の穴そのものが消化されてしまい、胃炎になってしまうそうです。

 

胃炎が長く続くと胃潰瘍となり、同時に食べ物が消化されすぎる為、下痢になってしまうのです。

 

胃炎や胃潰瘍で軟便や下痢に悩まされる場合は、まず調整剤を服用し、静養を心掛けることが大切です。

 

しかし、それでも胃潰瘍による下痢が止まらない場合は、ピロリ菌の感染が考えられます。

 

ピロリ菌は除菌しない限り、胃潰瘍による下痢や腹痛は止まりませんので、病院でピロリ菌の検査をしてみると良いでしょう。

 

 

<胃潰瘍の薬から下痢になる?>

 

上記とは逆に、最初は胃潰瘍で吐き気や腹痛だけだったのに、胃潰瘍の薬を飲み始めてから下痢になる方も多いそうです。

 

これは、胃潰瘍の薬には、胃の粘膜の傷を保護する薬と、胃酸を中和したり分泌を抑える薬の2種類が処方される為です。

 

この2つの薬により、胃潰瘍の症状は緩和されますが、下痢の原因は、胃酸の分泌を抑える薬の効果によるようです。

 

胃酸の分泌を抑えることにより、自分が分泌した胃酸で胃の壁を消化することはなくなりますが、胃酸濃度の低下により、胃の殺菌力が弱まってしまいます。

 

その為、食べものに混入したカビや細菌が胃酸で殺菌されず、消化不良が起きたり、腸管感染症になり、下痢になってしまうそうです。

 

胃潰瘍の薬の副作用は、下痢だけでなく、食中毒のリスクも高くなるという報告もあるくらいです。

 

胃潰瘍の自覚症状が無くなり、潰瘍が良くなってきたら、胃の粘膜を保護する薬だけを服用することで、下痢や食中毒を防ぐことが出来ます。

 

胃潰瘍の薬を飲んでから、下痢になったり、下痢が酷くなった方は、是非医師に相談するようにしましょう。


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