十二指腸潰瘍,ピロリ

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ピロリ菌から十二指腸潰瘍になる原因とは!?

 

十二指腸潰瘍の患者の90%以上、胃潰瘍患者の70〜80%がピロリ菌感染者だと言われているようです。

 

これにより、十二指腸潰瘍になる原因の多くはピロリ菌である!と言われていますが、ピロリ菌はどのように人を十二指腸潰瘍や胃潰瘍にしてしまうのでしょうか?

 

また、ピロリ菌に感染する年齢は地域によって違うのでしょうか?

 

早速見てみましょう!

 

 

<どうしてピロリ菌から十二指腸潰瘍になるの?>

 

ピロリ菌は十二指腸に侵入すると、十二指腸の傷や弱っている箇所にくっつき、その粘膜をピロリ菌の出す毒素により弱らせていきます。

 

そして十二指腸の粘膜は胃の粘膜より酸に弱い為、弱った十二指腸に胃酸が流れ込むと十二指腸の粘膜が攻撃され、十二指腸潰瘍になると考えられています。

 

ただ、ピロリ菌に感染している方全員が、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる訳ではなく、ピロリ菌感染者の2〜3%が実際に潰瘍が出来ると言われています。

 

また、ピロリ菌は十二指腸だけでなく、胃にも生息することが多く、胃に生息する率が高ければ胃潰瘍、胃の出口付近(幽門)に生息する率が高ければ十二指腸潰瘍になると言われています。

 

 

<ピロリ菌はどんな人が感染しやすいの?>

 

ピロリ菌の感染率は、国や地域によって大きな差があるようです。

 

衛生状態の良くない発展途上国では、若い世代から感染率が高く、年齢による変化はほとんどないようです。

 

一方、欧米などの先進国では、若い年齢層の感染率はほとんどなく、年齢を重ねる毎に増加する傾向があるそうです。

 

日本の場合は、先進国と発展途上国の中間のパターンで、20歳までの若者の感染率は低いものの、50代以上の世代では、80%以上の感染率だそうです。

 

なお、ピロリ菌に1度感染すると、除菌しない限り一生感染者の体に住み着き、なんらかのきっかけで胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こすと言われています。

 

また、ピロリ菌感染者の場合は、一度十二指腸潰瘍や胃潰瘍が治っても、再発するリスクが高くなります。

 

十二指腸潰瘍に掛かったことがある方や、現在掛かっている方は、是非ピロリ菌検査をし、早目に除菌するよう心がけましょう。

 

 

<ピロリ菌はどうしたら除菌できるの?>

 

ピロリ菌は薬によって除菌します。2011年11月より、胃や十二指腸潰瘍に掛かり、ピロリ菌に感染が認められた方は、除菌治療を健康保険で行えるようになりました。

 

ピロリ菌を除菌した場合、胃や十二指腸潰瘍の除菌成功率は1回目で80%、2回目で95%以上もあるそうです。

 

確実にピロリ菌を除菌する為には、指示された薬は必ず服用することが鍵になります。

 

胃の不快感など症状が消えた為、自己判断で薬の服用を止めたり、薬を飲み忘れると、除菌に失敗するだけでなく、治療薬に耐性を持ったピロリ菌が現れ、薬が効かなくなってしまうそうです!

 

医師から処方された薬は、医師からの指示がない限り、必ず服用し、ピロリ菌を除去しつつ、十二指腸潰瘍の治療を確実に行うようにしましょう。

 


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