十二指腸潰瘍の食事で、気を付けることとは!?
十二指腸潰瘍は、食生活や生活習慣、ストレスなどが要因となり、発症することが多いと言われています。
それでは、その中でも毎日のことである食事において、どのような点を注意すれば良いのでしょうか?早速見てみましょう!
<十二指腸潰瘍の食事で注意すべきこと その1:
食事は規則正しく取りましょう>
朝・昼・晩と、決まった時間に食事を取ることは、生体内リズムを正常化し、消化管機能が適切に動く手助けになります。
長時間空腹の状態が続くと、胃液が濃くなり、胃粘膜障害を起こしてしまうこともありますので、規則正しい時間での食事を心がけましょう。
<十二指腸潰瘍の食事で注意すべきこと その2:
消化の良い食品を腹八分目食べましょう>
食物繊維が多い食品や硬い食品の取り過ぎは、胃壁を刺激し、胃酸分泌を促進しすぎて胃粘膜障害を起こしてしまいますので控えめに摂取しましょう。
また、お肉は脂肪分が少ない食材、お魚は新鮮なものを選んで摂取するようにし、刺激が強いものや脂っこいものは消化が悪いので控えめにしましょう。
食品は、刻んだり、おろしたり、よく煮たりすると、消化が良くなりますので、そういった料理を心がけ、腹八分目で押さえるようにし、消化が良くなるように努めましょう。
<十二指腸潰瘍の食事で注意すべきこと その3:
よく噛んで、ゆっくり食べましょう>
よく噛んで食べると、唾液の中に含まれる消化酵素と食物が良く混ざるようになり、胃腸での消化負担を軽減する効果があります。
また、よく噛むことよって満腹中枢が刺激され、食べ過ぎも防止することが出来、一石二鳥です。
<十二指腸潰瘍の食事で
注意すべきこと その4:
食事は楽しく取りましょう>
楽しい雰囲気で食事を取ると、食欲を増進させ、心理的にも良くなり、消化吸収能力も高まると言われています。
食事は出来る限り気の合った仲間や家族、好きな人などと、楽しく取るようにしましょう。
<十二指腸潰瘍の食事で注意すべきこと その5:
食後は安静にしましょう>
食後にすぐ働いたり、車や電車などの乗り物に乗ったり、入浴すると、消化不良を起こしてしまいがちです。
少なくとも20〜30分はゆっくり食休みをし、それから活動するようにしましょう。
<十二指腸潰瘍の食事で注意すべきこと その6:
食べ方に注意しましょう>
熱すぎるものを無理にすすったり、冷たい物を一気に飲んだり、辛いものを大量に食べたりすると、胃や腸を荒らす元になります。
また、早食いも良く噛まないで食べることになるので、消化吸収の負担が胃腸に重くのしかかることになります。
食べ方にも注意し、無理をせず、ゆっくり楽しみながら食事をするよう、心がけましょう。