潰瘍性大腸炎と大腸がん

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潰瘍性大腸炎から大腸がんに変異する!?

大腸がんになる原因として考えられるのは、正常な上皮細胞ががん細胞に変化する、良性の腫瘍ががん細胞に変化する、潰瘍性大腸炎から大腸がんに変化する、の3種類があると言われています。

 

大腸がんと潰瘍性大腸炎は医学的には全く違う病気ではありますが、潰瘍性大腸炎を10年以上患っていると、大腸がんに変化する確率が高くなってしまうようです。

 

一体なぜ、潰瘍性大腸炎から大腸がんに変異してしまうのでしょう?その原因について見てみましょう!

 

 

<潰瘍性大腸炎から大腸がんに変異する原因とは?>

 

なんらかの原因により潰瘍性大腸炎を発症すると、大腸粘膜上皮細胞のDNAに傷がつき、細胞が死滅します。

 

その為、残存粘膜上皮細胞が分裂して再生しますが、この時に傷ついたDNAも複製され、その頻度が高くなると、その分突然変異しやすくなり、がん細胞が発生する可能性が高まってしまうのです。

 

また、傷ついた細胞のDNAを修復したり、修復できない細胞は死滅するようにコントロールしているP53という『がん抑制遺伝子』があるのですが、このP53に負荷が掛かりすぎると突然変異が生じてしまいます。

 

そして突然変異が生じることで、傷ついたDNAを持つ細胞が生き残ってしまい、がん細胞が増殖しやすくなってしまうようです。

 

更に、潰瘍性大腸炎を10年以上の長期に患っていると、大腸粘膜の再生した細胞が不規則に配列されて再生を繰り返す為、構造的にいびつになり、細胞や本来の機能が損なわれることが多くなります。

 

その為、このような不規則な細胞の配列で構造が乱れることで、がん細胞が生じ、潰瘍性大腸炎から大腸がんへと移行しやすくなってしまうようです。

 

 

<潰瘍性大腸炎から大腸がんへの変異を防ぐ為には?>

 

このように大腸がんに変異するのを阻止するためには、まず第一に、大腸のコントロールがしっかり出来ることが大切です。

 

その為に、潰瘍性大腸炎を発症したら、放置することなく、すぐに治療を行い、なるべく完治に近づけるよう努力することが重要です。

 

また、潰瘍性大腸炎を発症した方は、特に体の異常がない場合でも、年1回は内視鏡検査で状態を確認することも大切です。

 

定期的な内視鏡検査は、最悪の場合大腸がんに変異していたとしても、早期発見・早期治療が可能になる利点があります。

 

潰瘍性大腸炎になったら、大腸がんへの進行を避ける為にも、体調管理や食事、生活習慣に気を付け、ストレスを溜めないよう心がけましょう。


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