潰瘍性大腸炎の検査方法

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潰瘍性大腸炎の検査方法とは?!

潰瘍性大腸炎の疑いがあると、まずは問診をしてから便検査、血液検査、大腸造影検査、内視鏡検査を行います。

 

問診では、便の状況(下痢や血便の有無)や排便回数、腹痛があるかどうかなどの腹部の状況を尋ねられます。

 

また、海外渡航歴や薬物治療歴なども確認し、潰瘍性大腸炎の原因について、1つ1つ調べていくようです。

 

それでは、具体的な潰瘍性大腸炎の検査方法につき、詳しく見てみましょう!

 

 

<潰瘍性大腸炎の検査 その1:便検査>

 

便検査は、便に血がついているか、また、細菌の有無を確認する検査です。

 

便検査では、便に付着している目に見えない出血も確認することが出来る為、潰瘍性大腸炎の検査には必ず行われます。

 

また、便検査は感染症腸炎など、潰瘍性大腸炎と症状が似ている疾患と区別する為、細菌や感染症の検査も同時に行われます。

 

 

<潰瘍性大腸炎の検査 その2:血液検査>

 

血液検査は、血液に含まれる様々な構成要素を調べることで、体全体の状況を調べることが出来ます。具体的には以下の通りです。

 

@ヘモグロビンの検査:
 ヘモグロビンは赤血球の中に存在するタンパク質であり、大腸からの出血があると、正常値を下回る傾向があります。
 ヘモグロビンの正常値は、男性が14〜18g/dL、女性が11〜15g/dLと言われ、これを下回ると貧血になります。

 

A血小板の検査:
 血小板は傷口で出血した血を固める役割があり、出血が続くと増加する傾向があります。
 血小板の正常値は、13〜36万/uLと言われています。

 

B白血球の検査:
 潰瘍性大腸炎の炎症が酷くなると、正常値を上回る傾向がありますが、正常値を下回る場合は免疫調整剤などの副作用が考えられます。
 白血球の正常値は4,000〜9,000/uLと言われています。

 

C赤血球沈降速度の検査:
 赤血球沈降速度は、潰瘍性大腸炎の炎症が酷くなると、数値が上昇する傾向があります。
 赤血球沈降速度の正常値は男性が2〜10mm/hで、女性が3〜15mm/hと言われています。

 

DCRPの検査:
 CRPは、C反応性蛋白と言い、潰瘍性大腸炎の炎症が酷くなると、数値が上昇する傾向があります。
 CPRの正常値は、0.2mg/dLまで、と言われています。

 

Eアルブミンの検査
 アルブミンは栄養状態を判定する為の検査であり、数値を下回ると栄養状態が悪い傾向があります。
 アルブミンの正常値は、4.0〜5.0g/dLと言われています。

 

 

<潰瘍性大腸炎の検査 その3:大腸造影検査>

 

大腸造影検査は、肛門からカテーテルを挿入し、空気と造影剤を注入してX線写真を撮る検査です。

 

この検査によって、潰瘍性大腸炎の範囲や大腸の状態を正確に把握できます。

 

 

<潰瘍性大腸炎の検査 その4:内視鏡検査>

 

内視鏡検査は、内視鏡を挿入して潰瘍性大腸炎の炎症箇所を直接見ることが出来、更に生検(=怪しい部分の組織を一部切り取って顕微鏡で調べる検査)を行う検査です。

 

内視鏡検査により、症状が似ている他の大腸の病気と区別が可能になり、より状況を正確に判断できます。


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