細菌性腸炎と血便

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発熱と血便の原因は細菌性腸炎?!

腸炎には細菌性腸炎とウイルス性腸炎の2種類があり、ウイルス性腸炎は名前の通り、ウイルスが原因で発症する腸炎を言うそうです。

 

細菌性腸炎も名の通り、病原性大腸菌やサルモネラ菌、カンピロバクターなどの細菌が原因の腸炎で、腹痛、発熱、血便の症状から発症するようです。

 

血便などの症状をもたらす、細菌性腸炎はどのように細菌が感染し、発症するのでしょう?そしてその治療法とはどのようなものがあるのでしょう?

 

 

<細菌性腸炎とは?>

 

細菌性腸炎は、病原性大腸菌などの菌によって生じる病気で、夏に多く発症し、血便が出ることが特徴です。

 

また、細菌性腸炎は血便以外でも激しい腹痛や発熱、膨満感や脱水症状、合併症を起こすこともあり、最悪の場合は死亡することもある恐ろしい病気なのです。

 

細菌性腸炎の感染方法は、菌のついた食べ物を食べたことによるものが多く、肉類・卵・乳製品の割合が多いと言われています。

 

カンピロバクターは豚肉や鶏肉に多く発生し、卵や鶏肉はサルモネラ菌、病原性大腸菌は牛肉など、きちんと調理されていない時や、料理人の手や調理器具が不衛生になっている場合に発症しやすいようです。

 

これらの細菌が腸粘膜に付着して毒素を出すことで、血便や胃痛などの細菌性腸炎を発症させるようです。

 

細菌性腸炎だけでは死亡する例は少ないですが、合併症の一つである溶血性尿毒症症候群を発症すると、重症化した上で亡くなることが多いようです。

 

溶血性尿毒症症候群になると、腎不全や貧血、血小板の減少、脳症、意識混濁、頭痛、痙攣などが起きるそうです。

 

これらの症状は、血便などの細菌性腸炎の症状が出てから4,5日後に上記症状が出る可能性がありますので、最低1週間は溶解性尿毒症症候群には十分注意しましょう。

 

 

<細菌性腸炎の治療法とは?>

 

細菌性腸炎は、血便からでも発症が分かりますが、別の病気である可能性も考え、便の検査を行います。

 

ただ、便の検査には時間が掛かる為(1週間前後掛かるそうです)、検査結果を待たず、治療を開始します。

 

細菌性腸炎の治療は、抗生剤を使用するそうです。下痢止めは、腸内に溜まった細菌が増殖し繁殖してしまう危険性がある為、極力使用しないようです。

 

また、ビフィズス菌などの善玉菌を増やす菌製剤も、治療に良く使用されるようです。

 

また、細菌性腸炎は血便を伴う下痢も多く、脱水症状を起こすことも多い為、水分補給をこまめに行うようにしましょう。


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