血便と腹痛をもたらすクローン病とは?

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血便と腹痛をもたらすクローン病とは?!

皆さんはクローン病という病気をご存じでしょうか?20〜30代の若い世代で、クローン病という疾患が増えているそうです。

 

クローン病は、アメリカ人のB.B.クローン医師の名前を取って命名された、消化管の慢性炎症性疾患で難治性(なかなか治らない)のものを言います。

 

小腸や大腸などに潰瘍が多発し、下痢や発熱、腹痛や血便を引き起こすと言われています。

 

この腹痛や血便などの原因となるクローン病とは、一体どのような病気なのでしょう?

 

 

<腹痛や血便の原因となるクローン病とは?>

 

クローン病は小腸や大腸などの全ての消化管、口の中や肛門、皮膚などにも病変が生じる、やっかいな病気です。

 

日本での発病率は1977年には10万人中0.1名、1990年には10万人中0.8名と、徐々に増えているそうです。

 

特に男性の罹患率が多く、男性患者は女性患者の2倍もいるそうです。

 

大腸に病変が生じると、しばしば潰瘍性大腸炎と誤診されることがあるようですが、小腸を詳しく調べることで腹痛や血便の原因のクローン病かどうか判明するようです。

 

 

<腹痛や血便の原因となるクローン病の症状とは?>

 

クローン病の症状には、大きく分けて腹痛や血便などに症状が出る『腸の病変による症状』と、皮膚や口、目などに症状が出る『腸の病変以外の症状』に分けられるようです。

 

1.腸の病変による症状

 

クローン病は、腸の粘膜に潰瘍が出来たり治ったりを繰り返しながら、病気が進んでいくことが特徴です。

 

その為、何度も潰瘍が出来る部分はひきつれを起こし、狭くなる為、食べものがひきつれた部分を通る度に差込むような腹痛が起こるそうです。

 

さらに悪化すると、食べものが通らなくなり、嘔吐することもあるようです。

 

このような潰瘍は腸から腸へ、腸から皮膚へ、腸から肛門へとあちこちに飛び飛びに起こるそうです。

 

また、クローン病は大腸だけでなく小腸にも潰瘍が出来る為、消化吸収力が悪くなり、消化不良や下痢、発熱が起こります。

 

実はクローン病では血便は出ないとも言われていますが、潰瘍が血管のある部分に出来ると、血管が破られ、突然大量出血が見られることもあるようです。

 

出血の量が少ない時は黒っぽい血便や下痢ですが、出血量が多いと、腹痛と共に真っ赤な血便や血液が出てくることがあるようです。

 

また、血便や消化吸収の阻害による栄養失調により、貧血も多く見られるようです。更に、潰瘍が肛門に出来ると、肛門痛や痔瘻が発症することもあるようです。

 

 

2.腸の病変以外の症状

 

クローン病では、腸の腫瘍による腹痛や血便が主な症状ではありますが、その他にも症状がみられることがあるそうです。

 

例えば、関節炎や骨関節炎、脊椎炎などの関節症状や結節性後半や壊死性膿皮症などの皮膚症状、口内炎などの症状やふどう膜炎や角膜病変などの眼症状が発症することがあるそうです。

 

 

<腹痛や血便をもたらすクローン病の治療法とは?>

 

残念ながら現在の医学では、クローン病を治すことは出来ないそうです。

 

現在のクローン病の治療の中心は、薬や栄養剤の服用で、手術は腸が閉塞するなど、やむをえない場合のみ行われるようです。

 

一日も早く医学が進歩し、腹痛や血便をもたらすクローン病が完治する日が来ると良いですね。


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