尿路結石とCT検査

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尿路結石のCT検査のメリット・デメリットとは?!

尿路結石の検査には、レントゲンやMRI、CT、尿検査などの様々な検査があります。

 

CTとは、コンピューター断層撮影法(Comupted Tomography)の略で、体にエックス線を照射・透過したエックス線量の差をデータ収集し、コンピューターで処理することで体の内部を画像化する検査方法です。

 

エックス線は肺の様に空気が多い部位は通過し、骨は通過しにくい性質がある為、病変のある部位ではエックス線の透過性が変化することから、検査によく使用されているそうです。

 

そんな非常にメジャーな検査方法であるCT検査ですが、メリットだけでなく、デメリットも存在するようです。一体どのような点があるのでしょう?

 

 

<尿路結石のCT検査のメリットとは?>

 

尿路結石のCT検査のメリットは、体を輪切りにした断面像が得られる為、体の内部構造を詳しく調べることが出来るそうです。

 

その為、臨床症状や尿・血液検査では分からない情報や、レントゲンでは映らないくらいの小さな結石を発見することが出来る点が挙げられます。

 

また、尿路結石が4mm以上の場合は、CT検査で結石の位置を確認出来るだけでなく、結石の成分も分かるようです。

 

更に、カルシウム成分を含まない尿路結石の場合は、結石を確認することが難しいですが、CT検査では確認可能である、尿路上皮収容との鑑別にも効果があるようです。

 

 

<尿路結石のCT検査のデメリットとは?>

 

尿路結石のCT検査のデメリットは、時間は全身の撮影でも、わずか2.3秒と短いものの、被爆してしまう点にあります。

 

よって、妊婦や妊娠の可能性がある女性は、CT検査は避けたいものです。

 

また、内臓の診断をする際は、CT画像に骨が一緒に写ってしまう為、画像化しても骨と重なり見えない部分が出てきてしまう点もあります。

 

以上のことから、尿路結石のCT検査をする前は、きちんとメリットとデメリットを確認し、医師と相談してからCT検査を受診することが大切です。

 

 

<尿路結石のCT検査の方法とは?>

 

尿路結石のCT検査は、まず患者はCT装置の寝台に仰向けに寝ます。そして医師は尿路結石がありそうな部位にエックス線を照射すべく、CT装置の円筒状の穴(=ガントリー)に寝台ごと移動させ、撮影します。

 

ガントリーの中には、エックス線を出す装置とエックス線検出器が向き合った形で配置されている為、その装置が体の周りをぐるっと回ることで、体の中をスキャンしていくそうです。

 

普通のCT件さは、1つの断面をスキャンする為に1〜数秒かかるそうです。撮影部位にもよるそうですが、大体何枚かスキャンする為、5〜15分ほどの時間が掛かるそうです。

 

 

<尿路結石のCT検査では、必ず造影剤を使用するの?>

 

尿路結石のCT検査では、造影剤を使用することでCT検査でも困難な病変も判明し、より正確な診断が可能になるメリットがあるようです。

 

とはいえ、造影剤の利用には、3%程度ではありますが、吐き気、嘔吐、かゆみ、じんましん、発熱などの副作用が出る場合があるようです。

 

これらの副作用は、検査中や検査後1時間くらいに発症することが多く、特別な治療を必要としないくらい軽い症状が多いようです。

 

とはいえ、1万人に4名の確率で、血圧低下や呼吸困難などの重度の副作用が出る可能性があるようです。

 

よって、尿路結石のCT検査で、重要な情報が得られて、早期で診断や治療方針に役立つと判断した場合のみ、造影剤を使用することが多いようです。


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