尿路結石と紙パンツ

スポンサーリンク

尿路結石が先か、紙パンツが先か

尿路結石になると、激しい腹痛や背中痛、血尿の他に、頻尿や残尿感などの尿のトラブルが多くみられるようです。

 

そのような尿路結石の症状による「ちょっと漏れ」を防ぐ為、紙パンツや紙おむつを愛用する方も多いようです。

 

特に高齢者の場合は、尿路結石でなくても尿漏れしやすくなる為、紙パンツが手放せない方もおられるようです。

 

とはいえ、紙パンツを使用すると、尿路結石になり易いケースもあることをご存じですか?

 

尿路結石の症状で紙パンツを履くのが先か、尿漏れの症状から紙パンツを履いて尿路結石になるのが先か、非常に悩ましい問題です。

 

それにしてもなぜ、尿漏れの症状から紙パンツを履いて、尿路結石になってしまうのでしょう?

 

 

<尿漏れで紙パンツを履くと尿路結石になるケース その1:パットの目詰まり>

 

尿漏れ防止の為とはいえ、紙おむつに抵抗がある高齢者にも、最近ではおむつと性能が変わらない紙パンツが発売され、受け入れられているようです。

 

紙パンツは尿の吸収性も良いものが多いですが、始終寝て過ごす高齢者の場合、79%の割合で尿に不純物が混じるそうです。

 

また、紙パンツを愛用している方は、尿漏れの心配がないことと、尿の筋力が弱い為、夜間に3回以上排尿する方が多いようです。

 

紙パンツが複数回尿漏れをした尿や不純物を含んだ尿をを吸収すると、パット表面が目詰まりして、吸収力が3〜10倍悪くなると言われています。

 

その為、目詰まりしたパットで細菌が繁殖し、その細菌が尿道に入ることで、尿路結石の元になってしまうことがあるようです。

 

 

<尿漏れで紙パンツを履くと尿路結石になるケース その2:水分を控える>

 

また、紙パンツを使っている場合は、尿漏れの不安が拭いきれず、知らず知らずに水分摂取を控える方が多くなるようです。

 

水分摂取を控えると、排尿回数が減るだけでなく、腎臓内で排尿されない尿が濃くなり、尿路結石を形成することにも繋がってしまうのです。

 

市販されている紙パンツは、十分尿漏れ程度の尿量は吸収できる設計になっています。尿漏れを過度に気にせず、きちんと水分補給をするようにしましょう。

 

 

<尿漏れで紙パンツを履くと尿路結石になるケース その3:排便後の処置不足>

 

高齢者になると、排便時に上手にふき取ることが出来ず、紙パンツに便が付いてしまうこともあるようです。

 

便には大腸菌が多く生息している為、そのまま不潔な紙パンツを履き続けると、尿道から大腸菌が侵入し、尿路結石の原因となってしまいます。

 

また、尿路結石が既にある場合は、急性腎盂腎炎となり、38度以上の高熱や腰痛、血尿など様々な症状を発症してしまいます。

 

紙パンツはパンツ同様、お風呂に入る際しか交換しない方が多いですが、尿路結石予防の為にも、紙パンツが汚れたら交換するように心がけましょう。


スポンサーリンク