ミネラルウォーターと尿路結石

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ミネラルウォーターを飲むと尿路結石になる!?

尿路結石を防ぐ為には、水分補給は非常に重要であり、一日に2リットル以上の摂取が望ましいと言われています。

 

しかし、「ミネラルウォーターを長年飲んでいたら、尿路結石になった」という話もあるようです。

 

本当にミネラルウォーターを長い間飲み続けると、尿路結石になるのでしょうか?詳しく見てみましょう。

 

 

<そもそもミネラルウォーターって何?>

 

尿路結石の前に、そもそもミネラルウォーターとは何ぞや、というお話から始めます。

 

ミネラルウォーターとは、地下水を原水とする容器入りの飲料水のことを言います。

 

ミネラルウォーターという名前から、ついミネラルを含んだ水だと思いがちですが、残念ながら大豆や魚のようにミネラル分が豊富に含まれている訳ではありません。

 

1日の摂取量を満たすためには、数十リットルから数百リットルも飲む必要がありますので、あまり「ミネラル」に拘る必要はないようです。

 

また、ミネラルウォーターには軟水と硬水という種類がありますが、ミネラルウォーターに含まれるカルシウム塩とマグネシウム塩の量を、炭酸カルシウムに換算した硬度を基準にしています。

 

この高度が0〜60が軟水、120〜180が硬水、180以上を非常な硬水、と決められているようです。

 

ちなみに、日本国内のミネラルウォーターは軟水が多く、欧州のものは硬水が多いようです。

 

 

 

<ミネラルウォーターは尿路結石の元?>

 

ミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどが含まれていますが、前述のように微々たるものです。

 

有名なミネラルウォーターを例に取ると、100mgあたり、

 

Contrex(コントレックス):硬水。成分はカルシウム46.8mg、マグネシウム。7.45mg、ナトリウム0.94mg。

 

evian(エビアン):硬水。カルシウム8.00mg、マグネシウム2.6mg、ナトリウム0.7mg

 

と、かなり少ないです。よって、ミネラルウォーターに含まれるミネラル分や硬度が、尿路結石の生成に関係しているということは考えにくいようです。

 

そもそも、最近ではミネラルウォーターの消費量が増えていますが、尿路結石患者がそれに伴って増加傾向という事実はありません。

 

また、尿路結石になるには、「核」となる細菌や粘膜の破片などが必要となります。これらはビタミンAや亜鉛などが不足して剥がれる傾向があります。

 

この粘膜が剥がれる原因は、偏った食生活による栄養失調や、不規則な生活による体調不良などが原因だと言われています。

 

つまりミネラルウォーターが原因というより、それらの生活習慣の乱れが原因だと言えるでしょう。

 

 

<ミネラルウォーターは尿路結石治療に良い?>

 

尿路結石の治療には、水を飲むことで尿量を増加させ、尿中のカルシウムやシュウ酸、尿酸の濃度を低下させて結石形成を防ぐ働きがあるからです。

 

尿路結石の予防には1日2リットルの水分摂取が必要ですが、水道水よりもミネラルウォーターのほうが効果的だとも言われています。

 

硬度200以上の硬水は、水道水より尿道結石を抑制する効果がある、マグネシウムの含有量が多いようです。

 

また、カルシウムを多く含むミネラルウォーターは、シュウ酸の排泄量を減少させる効果がある為、尿路結石予防に繋がるようです。

 

ミネラルウォータは尿路結石を招くどころか、尿路結石の防止に役立ちます。水分補給の際は、ミネラルウォーターを飲むよう心がけましょう。


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