尿路結石と黄疸

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尿路結石が原因で黄疸に?!

黄疸が出る病気とは、肝炎や肝硬変などの肝臓の病気がある場合や、胆汁の排泄経路である胆管系に異常がある場合に見られる症状だと言われています。

 

そんな黄疸の症状が尿路結石によっても発症することがあるようです。一体なぜ尿路結石から黄疸を発症するのでしょう?

 

 

<そもそも黄疸はなぜ発症するの?>

 

黄疸とは、胆汁の色素であるビリルビンが、何らかの原因で血液中に増加して、肌や白目が黄色くなる症状を言います。

 

黄疸は肝臓の病気や胆管系の異常、血液の中に含まれる赤血球が破壊される場合(=溶血)あ、体質的なものなど、様々な原因で発症します。

 

中でも、尿路結石が尿路に詰まったことで胆嚢が炎症を起こして腫れあがると、胆汁の流れが悪化し、黄疸や肝機能異常が生じてしまうようです。

 

尚、ミカンを大量に食べると色素沈着でてが黄色くなり、黄疸と勘違いする方がおられますが、これは「柑皮症(かんぴしょう)」という現象で黄疸ではありません。

 

尿路結石などが原因の黄疸は、肌の色だけでなく、白目が黄色くなりますので、そこで見分けることが可能なのです。

 

 

<尿路結石の黄疸の症状とは?>

 

尿路結石が原因であるなど、なんらかの病的な原因で黄疸が生じる場合、全身の倦怠感や疲労感、皮膚のかゆみ、尿の色が濃くなる、腹痛などの他の症状を伴うようです。

 

しかし、体質的に黄疸がある場合は、黄疸以外の症状はほとんど見られないようです。

 

尚、尿路結石により尿管が詰まり、そこから細菌に感染して炎症が起きると、黄疸以外にも38度以上の高熱が出ることも多く、悪寒や冷や汗をかく場合もあるようです。

 

 

<尿路結石以外の黄疸の原因とは?>

 

尿路結石が原因の黄疸は、尿路に結石が詰まることで発症しますが、それ以外には以下のような原因があるようです。

 

1.溶血性貧血:何らかの原因で血液中の赤血球が破壊される場合に黄疸の症状が出ます。

 

2.肝細胞の障害:ウイルスや薬剤、アルコール、免疫力の低下などで急性肺炎、肝硬変などを発症し、黄疸の症状が出ます。

 

3.胆汁の流れの阻害:ウイルスや薬剤の影響で肝内胆汁うっ滞症になったり、結石や腫瘍が原因で胆管が狭窄し、黄疸の症状が出ます。

 

4.体質性黄疸:先天的に肝臓でのビリルビンの処理機能が阻害されている場合も、黄疸の症状が出ます。

 

如何でしょう?一口に黄疸と言っても、尿路結石が原因である場合も無い場合も存在するようです。

 

とはいえ、黄疸の症状が出た自体、尿路結石など何らかの体の異常のサインです。黄疸の症状が出たら、すぐに医師の診断を受けるようにしましょう。


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