尿蛋白の疑陽性

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尿蛋白の疑陽性ってどういう意味?

健康診断の尿蛋白検査で『疑陽性』と記載されたことはありませんか?文字通り解釈すると、『陽性の疑いあり』。

 

『陽性の疑い』ということは、陽性なのでしょうか?それとも陰性なのでしょうか? そしてなぜ、尿蛋白検査で『疑陽性』という判断になってしまうのでしょうか?

 

 

<尿蛋白検査の疑陽性ってなんですか?>

 

そもそも尿蛋白とは、腎臓の異常や糖尿病などの疾患などによって、尿中からタンパク質が検出されることを言います。

 

病気が原因の疾患は陽性と判断されることが多いですが、疑陽性は病気が原因ではなく、過労や激しい運動をした後、風邪による発熱などの一時的な要因で、尿蛋白が検出されるケースも疑陽性と言われます。

 

子供や若者には『起立性尿蛋白』と呼ばれる、経っている時や腰を曲げたりする時にタンパク尿が出ることも疑陽性とされています。

 

また、妊娠中は胎児への栄養分をより多く運ぶ為、血液量が増加することで腎臓に負担が掛かり、尿蛋白が出ることも疑陽性とされているようです。

 

このように、疑陽性とは、陽性反応が出ても病気ではない場合や、陰性ではないが陽性とも言い難い、判断が難しい場合も疑陽性が使われるようです。

 

 

<尿蛋白で偽陽性と判断されるケースとは?>

 

尿蛋白は健康体でも、1日あたり40〜120mgは排出されていますが、150mgまでは特に問題はなく、一日あたり15mg/dl以下が目安となっています。

 

尿蛋白はこの1日あたり15mg/dl以下が陰性であり、15〜30mg/dlが疑陽性、30mg/dl以上が陽性とされています。

 

この場合の疑陽性は、陽性と言うほど尿蛋白が検出されている訳ではないものの、陰性とも言い難い数値の場合に『疑陽性』が使われます。

 

また、尿蛋白検査での定性検査は、試験紙を使用する簡略検査で、一定以上の割合で蛋白が含まれると薬品反応によって変色します。

 

しかし、この状態では尿蛋白の量や、なんらかの原因による誤変色の可能性も捨てきれない為、陽性ではなく『疑陽性』と判断することがあるようです。

 

 

<尿蛋白の疑陽性の落とし穴とは?>

 

とはいえ、疑陽性が全て、病気が原因ではないとも言いきれず、腎臓の疾患が原因で尿蛋白が出ている可能性もあります。

 

確かに体の一時的な要因で、尿蛋白が出て疑陽性と診断されることもありますが、病気の前兆である場合は、早期発見・早期治療が不可欠となります。

 

尿蛋白が疑陽性と判断されたとしても、なるべく早く病院で再検査を受診するようにしましょう。


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