健康診断と尿蛋白

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健康診断で尿蛋白が判明する理由とは?!

健康診断で、尿蛋白が判明し、実は重大な病気が原因だった!ということが、その後の精密検査で判明することが多いようです。

 

特に40〜50代では、病的な原因で、健康診断をきっかけに尿蛋白が検出されることが多く、健康診断はとても有効だと言えます。

 

とはいえ、健康診断で尿蛋白と判明するのは、どのような基準があるのでしょう?そして健康診断で見つかる病的な原因とは、どのようなものがあるのでしょう?

 

 

<健康診断での尿蛋白の判別法とは?>

 

健康診断で尿蛋白の有無を確認する場合、通常の尿検査と同様に排尿を採取して、尿試験紙で検査したり、成分分析を行います。

 

この尿試験紙で検査を行う場合、試験紙が黄色い時は『陰性』、緑になるほど『陽性』だと、簡易的に判断できます。

 

健康診断では、成分分析を行うケースが多く、尿蛋白の数値が0〜14mg/dLの場合は『陰性(−)』、15〜29mg/dLは『偽陽性(±)』、30〜99mg/dLは『陽性(+)』、100mg/dL以上は『陽性(2+)』と診断されます

 

これを見ると、健康な方で『陰性』でもわずかに尿蛋白が出ていることが分かります。

 

しかし、尿蛋白の数値が健康診断で増えるほど、腎機能が低下していることを示しますので要注意です。

 

特に『偽陽性』は陽性が間違って検出されている、ということではなく、陽性と陰性の間の判定である為、何らかの原因で腎機能が低下していることを指していますので、安心は出来ません。

 

数回の健康診断で尿蛋白の偽陽性や陽性が続くようでしたら、常に一定量以上の尿蛋白が出ている状態ですので、すぐに精密検査を受けるようにしましょう。

 

 

<なぜ尿蛋白は健康診断で分かるの?>

 

そもそも健康診断で検出される尿蛋白は、なぜ検出されるのでしょう?実は、その原因は腎臓の働きが大いに関与しているのです。

 

腎臓はろ過装置の役割があり、汚れた血液を腎臓で綺麗な血液にして体中に運び、栄養にならない物質は尿に流す働きがあります。

 

しかし、腎機能が低下することで、このろ過装置が正常に作動しなくなり、体に必要なたんぱく質も尿と共に排出してしまうのです。

 

そもそも尿にはたんぱく質はあまり存在しませんので、そのたんぱく質が健康診断で尿中に大量に検出されると、尿蛋白=腎機能の低下、と考えられ、陽性になってしまうのです。

 

 

<健康診断で判明した尿蛋白を招く病気とは?>

 

健康診断で尿蛋白が検出されても、風邪による発熱やたんぱく質の過剰摂取、精液や膣の分泌液などの混入による一過性の尿蛋白は問題ありません。

 

しかし、健康診断で尿蛋白から重大な病気が判明することも多々あるようです。その重大な病気とは以下の通りです。

 

・前立腺炎 ・前立腺がん ・尿道炎 ・妊娠中毒症 ・腎臓がん ・尿管結石
・尿管がん ・膀胱炎 ・膀胱結石 ・膀胱がん
・急性腎炎 ・慢性腎炎 ・腎盂腎炎 ・腎臓結石 ・腎硬化症 ・腎不全 
・肥満症 ・ネフローゼ症候群 ・高血圧 ・糖尿病 ・膠原病 
・その他遺伝性の疾患など

 

健康診断で尿蛋白が検出されると、上記のような重大な病気の可能性もありますので、万が一尿蛋白が健康診断で判明したら、すぐに精密検査を受けるようにしましょう。

 


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