尿蛋白と高血圧

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高血圧に尿蛋白が加わると・・・

高血圧は、特に特に原因がはっきりしないものから慢性腎臓病、遺伝的要因、ホルモン異常など、様々なことが原因で発症します。

 

人間は年齢を重ねると、高血圧の傾向が高まりますが、これを放置すると心臓病や腎不全、脳血管障害など、重篤な病気を併発する恐れがあります。

 

そんな恐ろしい高血圧ですが、高血圧に加えて尿蛋白が出ると、腎障害の悪化は飛躍的に加速すると言われています。

 

なぜ高血圧に尿蛋白が加わると、腎障害が飛躍的に加速してしまうのでしょう?その原因と対策とは、どのようなものがあるのでしょう?

 

 

<高血圧に尿蛋白が加わると、腎障害が加速する?>

 

高血圧に尿蛋白が加わると、慢性腎臓病となり、人工透析が必要になるばかりではなく、動脈硬化が進行することで心筋梗塞や心不全、脳梗塞や脳出血などの心血管症をおこすリスクが、通常より3倍も高まるそうです。

 

また、ここまで行かなくても、ある程度に慢性腎臓病が進行してしまうと、完全な回復は不可能となり、全身の合併症を起こしやすくなってしまうそうです。

 

現在日本の人工透析患者数は、28万人を超えており、その数はアメリカに次ぐ第二位だと言われています。

 

これは日本人の500人に1人という高確率であり、しかも人工透析に至っている患者数はごく一部であり、潜在的にはなんと1,300万人以上はいるとも言われています。

 

これは成人人口の約13%も占めるという、ある意味異常事態です。

 

高血圧に尿蛋白が加わることで人工透析になると、週3回は病院に通って治療をしなければならない為、通常の日常生活や仕事に支障をきたしてしまいます。

 

 

<高血圧に尿蛋白が加わった初期段階で治療をしたら?>

 

高血圧の方に尿蛋白が出ていることが発覚したら、まずは早い段階で医師の診断を受け、治療に入ることが大切です。

 

まずはアンギオテンシン転換酵素阻害剤(ACE)やアンギオテンシン受容体阻害剤(ARB)などの、腎臓を保護する降圧剤を使い、血圧を十分に下げます。

 

この薬を服用することで、血圧が下がると、尿蛋白を少しでも防ぐことが出来るそうです。

 

この方法は、高血圧の方に尿蛋白が出た初期段階であれば、腎機能の悪化を予防し、進行を遅らせることが出来るようです。

 

しかし、先ほども申し上げた通り、この段階を放置し、病状が進行してしまうと、完全回復は望めない状態になってしまう為、早期発見・早期治療が人工透析への分かれ道となります。

 

高血圧で尿検査に2+以上の尿蛋白のある方は、すぐに医師に相談し、治療に入るようにしましょう。


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