尿蛋白と糖尿病

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糖尿病患者に尿蛋白が出たら?

糖尿病患者に尿蛋白が出た場合、『糖尿病性腎症』という別の病気を併発したことのサインになります。

 

この糖尿病患者に尿蛋白が出る症状が進行すると、腎機能が悪化して腎不全になったり、人工透析が必要になってしまうそうです。

 

糖尿病患者から尿蛋白が出て、人工透析が必要になると、週に3日ほど病院に通い、数時間かけて溜まっている尿を抜き取る治療を行わねばなりません。

 

この人工透析になると、仕事や日常生活にも影響が出てしまいますので、なんとか避けたい事態です。

 

それでは、糖尿病患者が尿蛋白を発症させる糖尿病性腎症とはどのような病気で、何が原因かなど、詳しく見ていきましょう。

 

 

<糖尿病性腎症ってどんな病気ですか?>

 

糖尿病性腎症とは、糖尿病により高血糖が続くことで、腎臓の機能が低下し、尿蛋白が出てしまう病気です。

 

残念ながら、糖尿病性腎症は、糖尿病や腎臓病同様、初期段階では自覚症状があまりなく、静かに進行するそうです。

 

その為、むくみなどの自覚症状が出た時は、かなり進行していることが多いと言われています。

 

腎機能が悪化すると、体内に尿毒症の物質が蓄積し、頭痛や吐き気、立ちくらみなどが起こる様になります。

 

更に腎機能が悪化すると、腎不全となり、命を落とすこともある恐ろしい事態になってしまうのです。

 

人工透析を受ける患者さんの原因疾患は、糖尿病から尿蛋白が出て、腎不全になる方が第一位を占めるそうです。

 

糖尿病患者でありながら、尿蛋白が出た場合は、すぐに医師に相談し、適切な治療を受けるようにしましょう。

 

 

<糖尿病患者から尿蛋白が出る原因とは?>

 

腎臓には『糸球体』と呼ばれる、細かな血管が糸を丸めたような球状の形をした血管が100万個も存在します。

 

この糸球体は、血液を綺麗にし、体内の不要な成分や老廃物を排出させる、非常に重要な役割を持っています。

 

しかし、糖尿病の状態が長引くと、『糸球体』の血管が固くなり、糖分の多いドロドロ血液により、血管が傷つきます。

 

その為、『糸球体』の腎臓でのろ過機能が低下し、体に必要な成分が排出されてしまう為、体調不良になり、最終的には尿を作ることすら止めてしまうようです。

 

そうなると、人工透析により、血液中に溜まった尿を抜く治療が必要になってしまうのです。

 

糖尿病から人工透析が必要になる重症になる前兆として、「尿蛋白」が出ているかどうかが重要になります。

 

糖尿病で尿蛋白が出ている段階で、既に『糸球体』の30〜50%は影響を受けている可能性が高いそうです。

 

糖尿病患者の方々は、尿蛋白が検出されているかどうか、定期的に検査をしたほうが良いでしょう。


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