幼児に多い尿蛋白・急性腎炎

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幼児に多い尿蛋白の原因とは?

3歳から10歳までの幼児に尿蛋白が見られる場合、急性糸球体腎炎(=急性腎炎)であることが多いようです。

 

この急性腎炎は、秋から冬に掛けて多く発症し、特に男子が掛かり易い病気だそうです。

 

幼児に多い尿蛋白の病気・急性腎炎とは、一体どのような病気なのでしょう?

 

 

<幼児に多い尿蛋白・急性腎炎とは?>

 

幼児に多い急性腎炎とは、腎臓の細い血管が集まって出来た『糸球体』の血管に異常が生じ、血尿や尿蛋白など、尿の異常が発症するそうです。

 

幼児の急性腎炎は、細菌やウイルスの感染症が起きた後に発症することが多く、主に咽頭炎や扁桃炎(扁桃腺炎)、リウマチ熱などの原因となるA群β溶連性連鎖球菌が原因となっていることが多いようです。

 

この溶連菌による扁桃腺炎は4〜10歳の幼児に多く感染し、その扁桃腺炎に伴って、急性腎炎が発症して尿蛋白が検出される例が多いようです。

 

また、溶連菌による咽頭炎になった場合、その後2〜3週間後に急性腎炎を発症し、尿蛋白が検出される幼児も多いようです。

 

 

<幼児の急性腎炎の症状とは?>

 

幼児の急性腎炎は、その名の通り急速に腎炎が進む為、突然血尿やむくみ、尿蛋白や高血圧を発症するそうです。

 

また、幼児が急性腎炎になると、2〜3日で尿量が減り、尿の色も濃い茶色に変化します。

 

それでも放っておくと、まぶたや足がむくみ始め、酷くなると旨やお腹に水が溜まってくることもあるようです。

 

幼児の急性腎炎による『むくみ』は、血液中のタンパク質が腎臓の機能低下によって尿の中に排出されることで、血液中の水分が血管の外に漏れ出したことで発症します。

 

幼児の体内で尿蛋白が出て、むくみが酷くなると、7〜10日間は腎臓の機能低下によって高カリウム血症や高血圧が起きやすくなり、非常に危険な状態となります。

 

幼児の尿蛋白をそれでも放置すると、最悪の場合は、急性心不全や高血圧脳症となり、命の危険が出てしまいます。

 

幼児が尿蛋白やそれに伴うむくみを発症したら、すぐにでも医師の診断を受けるようにしましょう。

 

 

<急性腎炎を発症した幼児は、登園を中止すべき?>

 

幼児の急性腎炎の治療には、血圧や尿の量、尿蛋白の数値に応じて血圧降下薬や利尿薬を投与したり、溶連菌に対する抗生物質を使用することが多いようです。

 

しかし、幼児のむくみや高血圧、尿蛋白がある場合は、入院治療を必要とすることがあるようです。

 

幼児の症状がある程度落ち着き、尿蛋白が出なくなったら、たとえ血尿が残っていても、登校や登園をして、他の子供と同じ生活が出来るようになります。

 

但し、尿蛋白が無くなるまでは、体育や運動は控えるようにしましょう。

 

幼児が急性腎炎を発症し、血尿や尿蛋白が検出されなければ、完全に治癒したこととなりますので、それまでは親子共々頑張りましょう!


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