二日酔いと吐血

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二日酔いで吐血する?!

突然ですが、ついつい飲みすぎて二日酔いになったことはありますか? 二日酔いは翌朝になって血中アルコール濃度が低くなっても、不快な症状が消えない状態を言います。

 

そんな二日酔いですが、なんと吐血してしまうこともあるようです。なぜ二日酔いで吐血してしまうのでしょう? そして、なぜそもそも二日酔いになるのでしょう?

 

 

<なぜ二日酔いになるの?>

 

人はお酒を飲むと、体に入ったアルコールは胃腸で吸収された後、肝臓で『アセトアルデヒド』という有害物質に変化します。

 

その後、アセトアルデヒドは酢酸に分解され、最後は水と炭酸ガスに変化して排出されるようです。

 

しかし、この有害なアセトアルデヒドを分解する能力を超えてお酒を飲んでしまうと、アセトアルデヒドが分解されずに蓄積されてしまうだけでなく、飲んだアルコールが胃腸からそのまま血液中に入り、全身を巡って不快な症状の元となってしまうのです。

 

この血中アルコール濃度が高ければ高いほど、酔いが酷くなり、吐き気や嘔吐、胃痛、脱水、二日酔いなどの不快症状を発症し、吐血してしまうこともあるようです。

 

 

<二日酔いで吐血してしまうってホント?>

 

二日酔いになるほど、アルコールを過剰摂取してしまうと、胃粘膜が過剰に刺激され、胃が炎症を起こし『急性胃炎』を起こすことがあります。

 

アルコールによる胃炎は2〜3日もあれば自然治癒しますが、毎日のようにお酒を大量に飲み続けると、胃に断続的なダメージが与えられ、胃炎から胃潰瘍、そして潰瘍からの出血で吐血へと至ってしまうのです。

 

この状態になると慢性胃炎になっている可能性も高まり、更に二日酔いを放置して吐血を繰り返していると、胃がんへと進行してしまうのです。

 

たかが二日酔いからくる吐血と侮っていると、2〜3日で治るはずの『アルコール性胃炎』が『胃がん』という大病になってしまいますので、十分注意しましょう。

 

 

<二日酔いでの吐血を防ぐには?>

 

二日酔いでの吐血を防ぐには、まず『二日酔いになるほど、お酒を過剰に飲まない』ことが大切です。

 

とはいえ、そんなに飲んだつもりはなくても、二日酔いで吐血してしまうこともあるようです。

 

これは、体調が悪いときにお酒を飲むと、アルコールの分解能力が低くなる為、有害物質のアセトアルデヒドが分解されず、二日酔いになることもあるようです。

 

また、お腹が空いた状態でアルコールを飲むと、アルコールの吸収速度が上がり、二日酔いになりやすかったり、胃が荒れやすくなるため、吐血しやすくなります。

 

更に睡眠不足でお酒を飲むと、睡眠リズムが乱されて二日酔いになりやすくなりますし、ストレスがある状態でお酒を飲むと、飲むスピードが知らず知らずに速まり、二日酔いや吐血しやすくなるようです。

 

また、毎日お酒を飲み続けることでも、肝臓が疲れ、アルコールの分解能力が低下しますので、適度に休肝日を設けることが大切です。

 

二日酔いで吐血し、胃がんになる前に、自分の体調や状態を考えながら、お酒は適度な量を楽しく飲みたいものですね。


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