吐血する病気

スポンサーリンク

症状別の吐血する病気とは?

吐血は、食堂や十二指腸、胃などの消化器系の病気による出血が原因と言われています。(ちなみに『喀血』は肺や気道の病気を言うそうです)

 

吐血と一言で言っても、吐血に伴う症状は様々であり、その症状から疑われる吐血する病気を推定することもできます。

 

それでは、症状別の吐血する病気について見ていきましょう!

 

 

<吐血する病気の症状 その1:大量の吐血、タール便、下血>

 

大量の吐血やタール便、下血を伴う場合の吐血する病気は、食道静脈瘤の疑いがあります。

 

食道静脈瘤は、肝硬変や慢性肝炎、門脈や肝静脈が狭くなったり詰まったりすることで門脈圧が上昇し、食道の静脈が太くなり、破裂することで発症します。

 

食道静脈瘤が破裂すると、吐血や下血が発症し、肝硬変になる確率も高い為、緊急治療が必要になります。

 

 

<吐血する病気の症状 その2:吐血、物が呑み込めない、嘔吐、胸痛>

 

物が呑み込めない、嘔吐、胸痛を伴う場合の吐血する病気は、食道異物や食道がんの疑いがあります。

 

食道異物は、誤って異物を呑み込んだことで、咽頭や食道が詰まることで、物が呑み込めない、吐く、胸痛、吐血などの症状が出ます。

 

主に子供では硬貨やおもちゃ、円形状電池の誤飲が多く、大人では義歯や魚の骨、包装された薬をそのまま誤飲することで発症するようです。

 

食道がんは、下咽頭(かいんとう)から胃までの28cmくらいの食道粘膜に発症する悪性腫瘍を言い、主な原因は過度の飲酒や喫煙、遺伝などと言われています。

 

 

<吐血する病気の症状 その3:嘔吐後の吐血を繰り返す、下血、腹痛>

 

嘔吐後の吐血を繰り返す、下血、腹痛を伴う場合の吐血する病気は、マロリー・ワイス症候群の疑いがあります。

 

マロリー・ワイス症候群は、繰り返して嘔吐しながら吐血し、検査で胃に縦走潰瘍が認められた場合を言います。

 

詳しくは当HP『嘔吐の繰り返しで吐血する病気とは?』をご参照願います。

 

 

<吐血する病気の症状 その4:突然の腹痛、吐血、下血>

 

突然の腹痛、下血を伴う場合の吐血する病気は、急性胃粘膜病変が疑われます。

 

急性胃粘膜病変とは、突然の腹痛や吐血、下血で発症し、胃や十二指腸に急性腫瘍やびらん、急性胃炎が見られることを言います。

 

原因は、精神的・肉体的ストレスや薬の副作用、香辛料やアルコールの過剰摂取、細菌感染、術後の後遺症などが考えられるそうです。

 

まずは吐血などの症状が出たら、すぐに医師の診断を受け、吐血する病気の原因を究明するようにしましょう。

 

 

<吐血する病気の症状 その5:タール便、どす黒い吐物>

 

タール便やどす黒い吐物を伴う場合の吐血する病気は、胃・十二指腸潰瘍や胃がんが疑われます。

 

胃潰瘍は40代以降に多く発症し、十二指腸潰瘍や10〜20代に多く発症するそうです。

 

胃・十二指腸潰瘍は、ストレスやピロリ菌などによって粘膜に炎症が生じ、粘膜が深くえぐりとられた『潰瘍』となることで発症します。

 

胃がんは胃に発症する悪性腫瘍で、肺がんに次いで2番目に死亡率の高いがんと言われています。

 

男女比は2:1で男性が多く、発症するピークは60代だと言われています。とはいえ、日本での胃がんの治癒率は改善していますので、早期治療に取り組みましょう。

 

 

<吐血する病気の症状 その6:腹部の不快感、下血>

 

腹部の不快感や下血を伴う吐血する病気は、胃粘膜下腫瘍が疑われます。

 

胃粘膜腫瘍は、胃の粘膜層よりも深い胃壁内の病変によって、軟膜が胃の内側に隆起した腫瘍が出来ることを言います。

 

病変は悪性の場合もありますが、良性の場合もありますので、精密検査を受けて状況を確認するようにしましょう。


スポンサーリンク