逆流性食道炎と吐血

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逆流性食道炎でも吐血する?!

逆流性食道炎は、強い酸性の胃液や胃で消化途中の食べ物が食道に逆流し、食道に留まってしまうことで、食道が炎症を起こし、食道が腫れてしまう病気を言います。

 

逆流性食道炎の炎症が放置すると、炎症が酷くなり、食道の粘膜がただれたり、潰瘍が出来てしまい、そこから出血することにより、吐血することもあるようです。

 

通常の場合は逆流性食道炎の症状は、胸やけや胃もたれが多いのですが、吐血がある場合は、逆流性食道炎がかなり重症であることを示しています。

 

重症といわれる、逆流性食道炎の吐血は、どんな時に起こりやすいのでしょう? そしてどのような点に注意すれば逆流性食道炎の吐血を防ぐことが出来るのでしょう?

 

 

<逆流性食道炎の吐血はどんな時に起こりやすいの?>

 

逆流性食道炎の吐血は、朝起きたばかりの時間帯に起こりやすいと言われています。

 

これは、朝起きたばかりの時は、胃酸が上半身に来ていることが多く、胃酸が上がってくると同時に、食道からの出血した血液を吐血として排出することが多いからです。

 

朝起きたばかりで吐血すると、かなり動揺してしまいますが、逆流性食道炎による吐血量は、ほとんどの場合少量です。

 

しかし大量の吐血があった場合は、食道静脈瘤破裂や重篤な消化器損傷の可能性もありますので、注意が必要です。

 

先ほども申し上げた通り、逆流性食道炎の吐血は少量であっても、症状が進んでいる場合が多いものです。

 

また、慢性化すると、体内に鉄分が不足することで、十分に赤血球を生成出来なくなる為、鉄欠乏性貧血を起こす可能性もあります。

 

逆流性食道炎の吐血が見られたら、量の多少に関わりなく、すぐに医師の診断を受け、治療を開始するようにしましょう。

 

逆流性食道炎の原因となる胃液や胃の内容物の逆流や吐血は、以下の点に注意することで防ぐことが可能です。

 

 

<逆流性食道炎の吐血予防法 その1:タンパク質の多い食事は避ける>

 

タンパク質の多い食事は、消化に時間が掛かる為に、胃に留まる時間が長くなってしまうので、胃液の逆流が起こりやすくなります。

 

タンパク質の摂取も重要ですが、あまり一度に多量の摂取をしないように気を付けましょう。

 

 

<逆流性食道炎の吐血予防法 その2:脂肪分の多い食事は避ける>

 

脂肪分の多い食事は、十二指腸から分泌されるコレシストキニンというホルモンの働きで、胃が引き伸ばされることにより、下部食道括約筋が緩みます。

 

この下部食道括約筋が緩むと、胃液が食道に逆流しやすくなり、逆流性食道炎になりやすくなるようです。

 

 

<逆流性食道炎の吐血予防法 その3:食べ過ぎを防ぐ>

 

食べ過ぎてしまうと、胃に多くの食糧が送られることにより、胃が引き伸ばされてしまい、下部食道括約筋が緩んでしまうそうです。

 

脂肪分の多い食事同様、食べ過ぎも胃液が食道に逆流しやすくなりますので、食事は腹八分に抑えるように心がけましょう。

 

 

<逆流性食道炎の吐血予防法 その4:姿勢に気を付ける>

 

デスクワークの方に多い猫背ですが、背中が曲がるとお腹が圧迫されやすくなり、胃の中の圧力が高まります。

 

胃の中の圧力が高まると、胃液が逆流しやすくなりますので、出来るだけ猫背にならないように気を付けましょう。

 

 

<逆流性食道炎の吐血予防法 その5:肥満>

 

肥満は、逆流性食道炎の原因の1つである、食道裂孔ヘルニアになりやすいと言われています。

 

また、肥満によって腹圧が上がると、胃液が逆流しやすくなりますので、適度な運動や食事の摂り方に注意するようにしましょう。


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