白血病と吐血

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吐血は白血病のサイン?

白血病は『血液のガン』とも呼ばれ、骨髄中で血液細胞を作っている造血細胞が、なんらかの原因によりガン化し、無秩序に増殖する病気を言います。

 

この増殖した白血病細胞は、各臓器に侵入し、正常な造血組織を圧迫することで、赤血球や白血球、血小板を作ることを妨害します。

 

その為、倦怠感や吐血や下血、リンパ節の腫れなど様々な症状が及び、急性白血病の場合は発病から数週間から数か月で命を落とすこともあるそうです。

 

吐血には様々な病気の前兆症状でもありますが、白血病のサインであることもありえます。

 

吐血が白血病のサインかどうかは、どのように見分けることができるのでしょうか?そしてなぜ白血病になると吐血するのでしょうか?

 

 

<なぜ白血病になると吐血するの?>

 

白血病になると、正常な造血組織が圧迫され、赤血球が不足すると、体の組織に酸素を運び込み、二酸化炭素を運び出す働きが阻害され、貧血や動機、息切れ、倦怠感などが発症します。

 

また、血小板が減少すると、体内での止血作用が阻害され、鼻血や歯茎からの出血、消化管からの出血による吐血や下血を発症し、時として脳出血を発症することがあるようです。

 

更に白血球が減少すると、体の免疫機能が阻害される為、抗生物質を使用してもなかなか治らない、体がだるい、疲れやすいなどの症状が出るようです。

 

白血病が進行すると、血液と共に運ばれた白血病細胞は、肝臓や脾臓に溜まり、腫れてくることもあるようです。

 

白血病には急性白血病と慢性白血病の2種類があり、更に急性白血病の中には細胞の種類から『急性骨髄性白血病』と『急性リンパ性白血病』に分かれます。

 

大人の白血病発症確率は、約25%が骨髄性白血病で、高齢者の発病ではなんと80%以上が急性骨髄性白血病だそうです。

 

急性骨髄性白血病は、吐血など何等かの症状が出てから数週間から数か月で命を落とすという、恐ろしい病気ですので、たかが吐血と侮ることなく、吐血の症状が出たら白血病かどうかは関係なく、すぐに医師の診断を受けるようにしましょう。

 

 

<吐血で白血病をサインを見分けられるの?>

 

1つの白血病細胞は、6〜7か月ほどで、吐血などの症状が出ると言われています。

 

その為、早期発見・早期治療が大切ではありますが、残念ながら白血病の初期は、風邪に似ている為、医師でも診断が難しいと言われています。

 

しかも、白血病だからといって、必ず白血球数が増えているかといえば、実は正常範囲内やむしろ減少していることもある為、油断できません。

 

特に慢性白血病は急性白血病と違い、吐血などへの症状の進行が緩やかな為、白血病の初期段階では全く症状がないこともあるようです。

 

しかし、健康診断や人間ドックで行う、血液検査によって、吐血などの症状が出ていなくても、白血病を見つけ出すことができるようになるようです。

 

この血液検査で白血病の疑いが出たら、骨髄検査で白血病細胞を検査し、適切な治療を行うようにしましょう。


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