吐血の検査方法

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吐血で運ばれた際の検査方法とは?!

いきなり大量の吐血をしたり、咳込んでいたら吐血してしまった場合、すぐに病院に行き、医師の診断を受ける必要があります。

 

とはいえ、病院に運ばれて医師の診断を受けるにも、吐血の検査を受けないと、何が原因で吐血したのかが分かりません。

 

一体病院では吐血原因を探る方法として、どのような検査を行うのでしょう?詳しく見てみましょう!

 

 

<吐血で運ばれた際の検査方法 その1:血液検査>

 

血液検査では、血液中に含まれるヘモグロビンやヘマトクリットという成分から、貧血の頻度や大まかな出血量を推定します。

 

ただ、急に吐血した場合は、血液検査にすぐに反映されないことがありますので、注意が必要です。

 

MCV(赤血球の平均容積値。基準は80〜90)が基準より低い場合は貧血であり、慢性的に消化器官の出血をしている可能性があります。しかし、MCVが正常でも貧血になっている場合は、急性の出血が疑われます。

 

また、白血球の数からは感染症の可能性が分かりますし、血小板の値は慢性肝障害や出血性要因のスクリーニングに利用できます。

 

更に、吐血は量によっては輸血が必要になる可能性が高い為、血液型を把握しておくことも大切になります。

 

 

<吐血で運ばれた際の検査方法 その2:便検査>

 

吐血の原因が感染腸炎と疑われるような場合は、抗菌薬の投与をする前に便検査を行います。

 

 

<吐血で運ばれた際の検査方法 その3:胸部X線検査>

 

吐血の原因が嚥下性肺炎や心不全、胸・腹部大動脈瘤、消化管穿孔の可能性やイレウスの有無、脱水の有無などを探る為、胸部X線検査という方法を取ることがあります。

 

 

<吐血で運ばれた際の検査方法 その4:CT検査>

 

CT検査では吐血量が多く、内視鏡検査が困難なことが予想される場合に、第一選択として採用される検査方法と言われています。

 

特に活動性出血(動脈性出血・静脈性出血のように、すぐに止血しなければ命に係わる出血のこと)が発症している時は、造営CTで出血部位の確認が可能となります。

 

 

<吐血で運ばれた際の検査方法 その5:内視鏡検査>

 

大量吐血によるショック状態から落ち着いた後に取られる検査方法ですが、動脈性出血など止血しない限りショックから離脱できない場合は、急遽輸血や全身管理を厳重に行った上で内視鏡検査を行います。

 

特に上部消化管出血では、出来るだけ早く内視鏡検査を行って、出血している部位を特定し、必要に応じて内視鏡止血を行うことが多いです。

 

逆に下部消化管出血では、活動性出血の頻度は少ないものの、糞便の為に出血している部位を特定することが困難なことが多い為、待機的に行われることも多いようです。

 

このように上下部内視鏡検査という方法を取っても、出血している部位が分からない場合は、カプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡による小腸の検査や出血シンチグラフィなどの精査を行います。


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