肝臓機能低下と吐血

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肝臓機能の低下は吐血や死を招く?!

突然ですが、肝臓機能の低下は、吐血や死を招くことがあるという事実をご存じですか?

 

とはいえ、肝臓機能の低下から肝硬変となったとしても、肝硬変で吐血をした話など、あまり聞きませんよね。

 

しかし、肝硬変から引き起こされる食道静脈瘤となり、その食道静脈瘤が破れることで大量吐血、そして死、となる可能性があるそうです。

 

一体どのようなメカニズムで、肝臓機能の低下から吐血、そして死に至るのでしょう? 詳しく調べてみましょう。

 

 

<肝臓機能の低下は吐血や死を招く?>

 

肝臓と消化器官には『門脈』と呼ばれる血管があり、食べた物から吸収した栄養素を含んだ血液を肝臓に送る役割があります。

 

しかし、ウイルスや細菌感染、アルコールの過剰摂取により肝臓が固くなる『肝硬変』になると、肝臓への血流が滞り、門脈に過剰な圧力が掛かるようになります。

 

そうなると、一部の血液が食道に向かい、圧力のかかる部分に瘤を作ることで、『食道静脈瘤』が出来てしまうのです。

 

この食道静脈瘤が何らかのきっかけで破裂すると、大量出血となり、なんと400ml〜1,000mlもの血液が吐血として一度に排出されてしまうそうです。

 

大量吐血はショック症状を起こすこともあり、さらに肝臓への血流の減少を招くことから、肝不全の危険性もあり、最悪の場合は死に至ることもあるようです。

 

また、肝臓だけでなく、食道や胃の大量出血は、血液中のタンパク室から大量のアンモニアを発生させることがあります。

 

この大量のアンモニアが肝臓で解毒されずに、血液の流れに乗って脳に到達すると、アンモニアの毒により重度の肝性脳症になる可能性もあるようです。

 

まさに肝臓機能の低下は、大量吐血や死を招きかねない、危険な症状だと言えるでしょう。

 

 

<肝臓機能の低下から吐血を防ぐために>

 

肝臓機能の低下から肝硬変、そして食道静脈瘤から大量吐血、という流れを防ぐ為には、どうしたらよいのでしょう?

 

まずは肝臓に大きな負担となる『飲酒』を止めることが重要です。また、治療薬も肝臓の負担となるものがありますので、医師と十分に相談するようにします。

 

更に肝硬変と医師から指摘された方は、力んだり、重いものを持たないことも大切です。

 

とはいえ、肝硬変や食道静脈瘤は自覚症状が少なく、あっても食べ物を飲み込みにくいなどの些細なものでしかない為、ある日突然吐血することで発覚することが多い病気でもあります。

 

よって、肝臓機能の低下を感じたり、医師から肝硬変を指摘されたら、定期的な内視鏡検査を行い、早期発見・早期治療に努めることで、吐血や様々な病気を防ぐよう心掛けましょう。


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