結核と吐血

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結核は咳や吐血でも感染する?!

結核とは、結核菌と呼ばれる細菌によって発症する、呼吸器官の病気を言い、一昔前まで『不治の病』とも呼ばれていました。

 

しかし近年では、抗結核薬を用いて結核菌を死滅させることが出来るようになった為、結核は治る病気になりました。

 

代表的なものは肺結核ですが、腸結核という肺結核が悪化したことで腸から出血し、吐血することもあるようです。

 

結核は若い方にも発症することが多く、なんと全体の35%は60歳以下の方が発症するようです。

 

そんな結核ですが、咳や吐血でも感染するという話がありますが、本当でしょうか? また、結核菌に感染しても発症しない人はいるのでしょうか?

 

 

<結核は咳や吐血でも感染する?>

 

結核菌は、結核患者が咳や吐血をすると、しぶきとなって空気中に漂います。

 

しぶきは結核菌と水分、血液の小さな塊ですが、水分が蒸発すると結核菌の重さは軽くなる為、空気中に長時間漂うことになります。

 

その為、感染の機会が増えてしまい、結核患者が増加してしまうそうです。結核の感染は、このような吐血や咳による空気感染がほとんどだと言っても過言ではないようです。

 

尚、結核菌は、乾燥には強いのですが、紫外線には弱いという特徴があります。

 

その為、冬や乾燥した場所では、結核患者による咳や吐血から、空気感染する恐れがありますので、十分注意しましょう。

 

 

<結核菌に感染しても発症しないケースがある?>

 

結核菌に感染し、吐血や腹痛、下痢、熱などの症状を発症する方は、実は感染者の10〜20%だそうです。

 

しかも吐血などの結核症状を発症するのは、結核菌に感染してから1年以内が50%という少なさだそうです。

 

更になんと80%から90%の方は、結核菌に感染しても、吐血などの結核症状を発症せず、一生を終わる方もおられるようです。

 

この結核菌の不思議さにより、結核はなかなか根絶できないのかもしれませんね。

 

 

<結核で吐血した場合に気を付けることとは?>

 

運悪く結核を発症してしまい、吐血などの症状が出て一番気を付けることは、実は窒息死と言われています。

 

結核により、肺や気管に吐血と共に吐き出される吐しゃ物や、血痰が詰まると、窒息してしまうことがあるようです。

 

よって結核が進行してしまい、吐血量が多くなった際は、特に注意するようにしましょう。

 

また、結核の初期では、吐血量も少ない為、口を切った時の血と誤解し、そのままにしてしまう方も多いようです。

 

口を切ったり、何らかの怪我がないにも係らず、少量の吐血を繰り返す場合は、結核の可能性がありますので、すぐに医師の診断を受けるようにしましょう。


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