くも膜下出血と吐血

スポンサーリンク

くも膜下出血で吐血するの?!

くも膜下出血をいう病気をご存じですか? くも膜下出血は働き盛りの年代に多く発症し、しかも死亡率が高いという厄介な病気の1つです。

 

人間の脳には、外側から言うと、『硬膜(こうまく)』、『くも膜』、『軟膜』の3つの膜で覆われています。

 

くも膜下出血は、このくも膜の下(内側)にある『脳脊髄液(のうせきずいえき)』という液体部分に出血することで発症します。

 

そして、くも膜下出血を発症すると、頭全体や前頭部、後頭部などへの『今まで体験したことのない頭痛』が起き、吐き気やおう吐、吐血などを発症するそうです。

 

一体なぜ『くも膜下出血』になってしまうのでしょう?そしてなぜ『くも膜下出血』で吐血してしまうのでしょう?

 

 

<くも膜下出血はなぜ起こるの?>

 

くも膜下出血の原因として一番多いのは、脳の動脈がこぶ状に膨れて破裂する『脳動脈瘤破裂(のうどうみゃくりゅうはれつ)』が多いようです。

 

また、『脳動静脈奇形』からの出血や、事故などで怪我をした際の『頭部外傷』が原因であることもあるそうです。

 

更に『くも膜下出血』は遺伝することがある為、親戚や家族にくも膜下出血を起こした方や未破裂脳動脈瘤がある方がいる場合は、より注意が必要です。

 

ここだけ見ると、脳内での出血の為、吐血することは無い気がしますが、実はくも膜下出血が起き、脳の外圧が上がることで神経系統に悪影響が及んできます。

 

この神経系統の中でも『迷走神経』は、消化器官をつかさどる神経の為、この迷走神経が刺激されることで、胃液の分泌が活発になり、胃酸過多から胃に炎症や潰瘍が出来ることで吐血に至ってしまうようです。

 

また、くも膜下出血を発症してから2週間以内には、脳の動脈が細くなる『脳血管攣縮(のうけっかんれんしゅく)』という状況が起き、脳の血流が下がることで、麻痺や吐血などの症状が起きることもあるそうです。

 

くも膜下出血の治療が上手くいって吐血が収まっても、発症後2週間は気を抜かないようにしましょう。

 

 

<くも膜下出血の症状とは?>

 

くも膜下出血の症状は、頭痛や吐き気、嘔吐、吐血がありますが、脳内の出血が酷い場合は、意識障害が生じ、そのまま亡くなる方も多いそうです。

 

また頭痛の出方も、『今まで体験したことがないほどの強い頭痛』ではありますが、初めは軽い頭痛から始まり、少し経ってから強い頭痛が起きることもあるそうです。

 

更に、くも膜下出血は、最初は軽い出血でも、再出血を起こし吐血しやすく、重体になることもあるので、より注意が必要です。

 

くも膜下出血で破裂する脳動脈瘤の場所次第では、脳の中に血腫を作り、くも膜下出血が治っても麻痺が残ることもあるそうです。

 

急に激しい頭痛に襲われ、吐血した場合は、くも膜下出血の恐れがありますので、すぐに救急車を呼び、病院で治療を受けるようにしましょう。


スポンサーリンク