吐血に至るメカニズム

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吐血に至るメカニズムとは?!

吐血の原因として多く見られるのは、胃潰瘍や十二指腸潰瘍ですが、吐血に至るメカニズムを解明することで、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になったり、吐血することを防ぐことが出来ます。

 

それでは、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を例に取り、吐血に至るメカニズムについて見てみましょう!

 

 

<吐血に至るメカニズムとは?>

 

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、ピロリ菌による原因であることも多いですが、東日本大震災のような大きな災害や、事故などによる大やけどなど、大きなストレスを受けたことでも容易に発症します。

 

また、抗生物質や鎮痛剤などの副作用でも、十二指腸潰瘍や胃潰瘍になって吐血してしまうことも多いようです。

 

このような、ピロリ菌・ストレス・薬害などによって胃や十二指腸にダメージが加わると、最初は胃や十二指腸の粘膜だけが欠損し、『びらん』というただれた状態になります。

 

この『びらん』から症状が進むと、粘膜下層まで欠損した浅い腫瘍になり、更に症状が進行すると、筋層(きんそう)まで欠損していき、最後には筋層を貫く潰瘍となって穴が空いてしまいます。

 

吐血に至るメカニズムは、腫瘍が胃壁や十二指腸潰瘍を通っている血管に及んで出血することで吐血しますが、動脈が破れ、大量出血をした場合は、血圧低下と共に大量吐血となり、重篤な状態になります。

 

また、胃に穴が空くと、吐血だけでなく胃の内容物や胃液が穴から漏れ出し、腹膜炎を起こしてしまうのです。

 

このように、吐血に至るメカニズムは『びらん』から『潰瘍』になり、潰瘍が血管を破って出血することで発症するのですが、その潰瘍の数も見逃せません。

 

潰瘍の数には、潰瘍が1つの『単発性潰瘍』だけでなく、2個以上の『多発性潰瘍』、2個の潰瘍が、胃や十二指腸の全壁と後壁に向かい合わせに出来る『接吻潰瘍』など、様々な数や形があります。

 

当然潰瘍が1つより多数のほうが、血管が破れて出血し、吐血する可能性が高くなりますので、より注意が必要になります。

 

 

<吐血に至るメカニズムを止めるには?>

 

上記のように一旦吐血に至るメカニズムの流れに乗ってしまうと(潰瘍を放置してしまうと)、最悪の場合は腹膜炎になり、命の危険に陥ることもあります。

 

その為、吐血に至るメカニズムを止める為に、最初の『びらん』状態になった段階で、何らかの治療を開始する必要があります。

 

大きなストレスで吐血に至るメカニズムの流れに乗った場合は、ストレスが軽減されることで、自然治癒することもありますが、自然治癒が難しい場合もあります。

 

その時は、H2ブロッカーやポロントンポンプ阻害薬といった、強力な胃酸分泌抑制薬を服用することで、吐血に至るメカニズムを止めることが可能です。

 

この薬の服用により、1か月後には50%、2か月後には90%の潰瘍が、吐血に至るメカニズムから脱却し、快方に向かうようです。

 

ただし、残念ながら潰瘍は再発しやすい病気であり、1年で40%近くが再発し、吐血に至るメカニズムに再度乗ってしまうというデーターもあります。

 

よって、潰瘍の治療は根気よく、再発防止の抗潰瘍薬を継続服用することが、吐血のメカニズムに乗らない唯一の手段とも言えそうです。


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