飲みすぎによる吐血は自然治癒可能?

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飲みすぎによる吐血は自然治癒出来る?

突然ですが、飲みすぎで吐血する『マロリー・ワイス症候群』という病気をご存じですか? 

 

マロリー・ワイス症候群は、主にお酒の飲みすぎで嘔吐を繰り返すことにより、吐血してしまう症状を言います。
(詳しくは当HP『飲みすぎによる吐血はマロリー・ワイス症候群?』をご参照願います)

 

このマロリー・ワイス症候群は、放置してしまうと突発性食道破裂や、ショック状態になってしまう可能性もありますので、要注意な病気です。

 

しかし、飲みすぎを止めると吐血も治まり、自然に治癒することも多いという話もあるようです。

 

飲みすぎによる吐血で、マロリー・ワイス症候群になっても、本当に自然治癒するのでしょうか?

 

 

<飲みすぎによる吐血は自然治癒する?>

 

飲みすぎによる吐血がマロリー・ワイス症候群の場合、医師の指導に従って飲食に気を付けると、ほとんどの場合出血は自然に止まり、治癒することが多いようです。

 

飲みすぎによる吐血を防ぐには、ウイスキーやウォッカなどのアルコール度の強いお酒や、それらのお酒をストレートで飲むことを避けることが大切です。

 

また、暴飲暴食を避け、そもそも吐くまで飲酒しないことが重要ですし、ヤケ酒はご法度です。

 

これらに注意をし、お酒を飲むときは一気飲みをせず、自分のペースで食事をしながらゆっくりと『たしなむ程度』に飲むようにしましょう。

 

そうすることで、飲みすぎによる吐血は治まり、自然治癒することが可能なのです。

 

また、マロリー・ワイス症候群は飲みすぎによって吐血する以外にも、咳やくしゃみ、便秘時の排便などで力み、腹部へ強い圧力が掛かることでも発症します。

 

よって、風邪や便秘にならないよう、体調管理に気を付けて、バランスのよい食生活や適度な運動、ストレス解消を心がけましょう。

 

 

<飲みすぎによる吐血が自然治癒しない場合>

 

とはいえ、飲みすぎによる吐血が全て自然治癒可能か、といえばそうではありません。

 

飲みすぎによる吐血の75〜90%は、確かに自然治癒しますが、動脈性出血が続く場合や血管が露出している場合は再度、吐血する可能性があります。

 

この場合は、内視鏡を使用し、露出している血管にクリップをかける『クリッピング』や、血管の出血面を焼くことでタンパク質の凝固作用を使って止血する『ヒートプローブ』という方法で止血します。

 

これでも止血できない場合は、出血量が多い場合は輸血をし、出血部分を縫合する手術を行うことになります。

 

飲みすぎによる吐血を、内視鏡を使用して手術した場合は、1週間程度入院することになり、更に退院後も1〜2週間は胃酸分泌を抑える薬や胃の粘膜を保護する薬を服用する必要があります。

 

たかが飲みすぎによる吐血と馬鹿にすると、手術が必要なくらいのおおごとになりますし、最悪の場合は命を落とすこともゼロではあります。

 

飲みすぎによって吐血した場合は、すぐに医師の診断を受けて適切な治療を行うと同時に、今後は飲酒の仕方を反省し、改めるようにしましょう。


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