乳児の吐血原因

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乳児の吐血原因とは?

乳児の吐血原因といえば、新生児メレナや新生児ビタミンK欠乏症といった出血性素因によるものが有名ですが、それ以外にも多くの原因があることをご存じですか?(注:新生児メレナにつきましては、当HP「赤ちゃんの吐血は新生児メレナですか?」をご参照下さい)

 

多くは先天的なものであり、中には残念ながら現在の医学では完治出来ない病気であることもあるようです。

 

乳児の吐血原因には、一体どのようなものがあるのでしょう? 先に述べた新生児メレナ以外の原因につき、詳しく見てみましょう!

 

 

<乳児の吐血原因 その1:先天性凝固因子欠乏症>

 

血液を固める因子(凝固因子)が先天的に欠乏しており、出血が止まらない状況が続いてしまう病気を言います。

 

繰り返し出血することで、発育上や生活上の障害を生じることがあるようです。主な病気としては、血友病や無フィブリノゲン血症、第XV因子欠乏症などがあります。

 

 

<乳児の吐血原因 その2:新生児ビタミンK欠乏性出血症>

 

ビタミンKは出血を止める凝固因子を作る為に必要なものであり、このビタミンKが欠乏することで胃腸や皮下に出血しやすくなります。

 

元々乳児は6か月頃まで凝固因子が少なく、母乳にもビタミンKが少ない為、乳児の吐血が発症しやすいですが、現愛ではビタミンKの予防内服が行われている為、ビタミンK欠乏は減っているようです。

 

 

<乳児の吐血原因 その3:血小板減少>

 

血小板が減少することで、出血すると血が止まらなくなり、失血死してしまう恐ろしい病気です。

 

血小板が減少する原因は、ウイルス感染や白血病、薬害などが考えられますが、多くの原因は不明のようです。

 

血小板減少を誘発する薬には、抗生物質や抗炎症剤、心臓の薬、利尿薬が該当するようですので、医師や薬剤師と相談の上服用するようにしましょう。

 

 

<乳児の吐血原因 その4:先天的な病変>

 

先天的に急性胃粘膜病変や消化性潰瘍、腸回転異常症、腸管アレルギー、腸重積、細菌性腸炎、壊死性腸炎などを発症している場合も、乳児の吐血原因となります。

 

これらは新生児検診でも発見されることが多いので、乳児健診は必ず受けるようにしましょう。

 

 

<乳児の吐血時の注意点とは?>

 

乳児に吐血が見られた場合、以下の点を注意して観察し、医師に説明するようにしましょう。

 

1.出血量はどのくらいか
2.吐血以外の症状が見られるか
3.乳児の顔色や皮膚の色はどんな感じか
4.嘔吐が見られるか
5.腹部がガスで膨れていないか
6.腹部表面の色に異常はないか
7.その他の消化器症状がみられるか

 

乳児の吐血は、体が小さい為に少量の出血であっても重症であることもあるようです。

 

小さなサインも見逃さず、医師の診断のもとで赤ちゃんの吐血原因を探り、病気原因の早期発見・早期治療に努めましょう。


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