ストレスと吐血

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ストレスが原因で吐血?

現代社会では、様々な悩みや苦労も多く、仕事・家庭・プライベートなどでもストレスの種は尽きません。

 

その為、日々のストレスを溜めこんでしまい、朝から晩まで働いていたら、ある日突然吐血した・・・なんてことがあるようです。

 

それにしても、ストレスで吐血することなんて、本当にあるのでしょうか?

 

 

<ストレスが原因で吐血する?>

 

ストレスは万病の元、と言われている通り、ストレスは交感神経と副交感神経の働きを乱し、様々な臓器の異常を招くことがあります。

 

ストレスによる吐血は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などからの吐血が多いですが、実はストレスだけで潰瘍になって吐血することは稀だそうです。

 

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は『ヘリコバクター・ピロリ菌』による感染が原因のことが多く、元々ピロリ菌に感染している方が強いストレスを受け続けると、体力が低下することでピロリ菌が活動し、潰瘍を作ることで吐血してしまうことが真相のようです。

 

実際にピロリ菌を除去することで、胃潰瘍にはなりにくくなり、ストレスによる吐血例も減る、と言うデータもあるようです。

 

また、ストレスが掛かると、胃酸を分泌するホルモンが増え、胃の血流が減ることによって胃壁を保護する粘膜が減り、潰瘍が出来やすくなることで出血が起き、吐血する、ということもあるようです。

 

いずれにしても、ストレスは吐血の一因であることには変わりはありませんので、ストレスを減らすことが、吐血を防ぐ近道と言えそうです。

 

 

<ストレスが誘引する吐血は非常に危険!>

 

上記のようにストレスは吐血の一因となりますが、たかが潰瘍と侮っていると、命の危険があることをご存じですか?

 

ストレスに誘引された潰瘍により胃壁が深く傷つけられ、運悪く太い血管が切れてしまうと、大量の血が噴水のように噴出して吐血し、その出血性ショックによって昏睡状態となり、そのまま死亡してしまうこともあるようです。

 

特に高齢者になると、痛みを感じる力が弱くなる為、突然大量の吐血をして、そのまま亡くなることも珍しくないそうです。

 

総合病院では、ほぼ毎日、胃潰瘍による吐血で患者さんが運ばれてくるそうで、なんと1日に3人と言う日もあるようです。

 

その運ばれてくる胃潰瘍の方の吐血が、ストレスに誘引されたものとは限りませんが、現代がストレス社会だと考えると、とても甘く考えることは出来ませんね。

 

尚、ストレスが誘引する大量吐血が起きた場合、切れた血管を止める内視鏡手術が行われますが、術後は1〜2週間の入院が必要となります。

 

また、吐血の手術後は、潰瘍が塞がるまでは食事すら出来なくなります。ストレスが誘引する吐血は、決して軽い病気ではありません。

 

このような事態を防ぐ為にも、ストレスを上手に発散し、吐血知らずの健康な人生を送りたいものですね。


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